サンホラー de さだまさらー

Sound Horizonのこと、さだまさしのことなどを書いています、多分

9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・5/5(内容後半・アンコール)

6西洋骨董屋根裏堂

瞬く間に老女が幼女へ妖艶な女性へ、は、ほほぅ、こう見せるか、というやり方で、面白かったです。

……歌とか声の演技とかは、あらまりの代わりに、もう、沢城でいいんじゃなかろうか……

とか思ったのは内緒。

 

タナトスに出てくる壊れたマリオネットのドール……。

あれは、今回、初めて登場したドールではなかろうか。

 

 

7涙では消せない焔

基本は、Romanの焔がベースになっている曲だと思うのですが、ほぼ全曲ですよね、これ。

車いすに乗って帰ってきたじまーが、花道を通って行く時、ちょっとウルっとしてしまいました。

そして、クルリ、と向きを変えた時、車いすの扱い、結構スムーズなのにも驚きました。

 

 

8愛という名の咎

ミーシャは島に来た時から目が見えていた模様。

ソフィア先生の代わりに死なずに逃げ出す所から始まります。

…そういう始まりだったのか、と舞台を見て気がつく。

そして、追手につかまりかけた時、ミーシャの髪が切り落とされ、そこに駆けつけるエレフ!

そうして、次に登場した時には、ミーシャの髪は幼児の頃のようにおかっぱになってました。

また、奴隷市場で、最後尾にいたのは……ああ、哀れ、エレフに「私と共に来るが良い!」と言ってもらえなかった彼(笑)

浜辺でキャッキャ、ウフフするエレフとミーシャは…うん、もう、勝手にするがいいさ(苦笑)という感じです。

スコルピオンが世を治めた(のかな?)の背後に、冥王様が映し出されますが、心なしか呆れているようにも見えなくも……(笑)

 

9忘れな月夜

ラストで、窓の映像に、メルとエリーゼ先輩の姿がふっと浮かび上がります。

…ちょっと怖い(笑)

 

10輪廻

感想を持ちにくいよね(苦笑)

初日に、映像ミスで、次に映すはずだった、バニスタのドラムの映像が一瞬、出ました。

ちょっとだけ深読みして、この人が「私」の言ってる双子!?とか思ったのですが、違ったみたいです。

 

11最果てのL

「勝手に不幸と決めつけて、話の中身変えるんじゃねーよ! 俺は…そんな中にも幸せを教えてもらったんだよ!」というノエルの思いに答えるかのように、バニスタの時の映像が次々現れます。

懐かしい…。

…先ほどのドラムの映像から始まるので、明らかに操作ミスだったようです(笑)

ナインナインナイン!は拳振り上げましょう(笑)

 

曲が終わった後……

「西洋骨董品 屋根裏堂へ ようこそ」

という女性の声と、ミシェルの妖艶な動き。

……え?

お、終わり…でいいのかな…。

と、皆が不安に思ったらしく、少しの間、静寂。

そして、パラパラと拍手、次第に大きくなる。

 

ノエル登場。

 

「何でまだ帰らないんだよ。

約80分のCDと、そのストーリーコンサートだぞ。

それだけで赦してくれないのか!?」

皆、拍手。

 

「…でもなあ、この後、何の準備もないし…」

えーーーー!?

「あるかもしれねーし」

おーーーーー!!!

というやり取りを3度ほど繰り返す(笑)

 

「こいつは、いつ終わったんだ?

拍手するのか、しないのか?みたいな雰囲気だったよなあ」

と、先ほどの事を思い出してみる。

 

「仕方ねぇ。アンコールするか❗️

けど、諸事情で少し時間を稼がないといけNeinだな……」

と少し考える。

「でもよ、俺一人じゃ何もできないから。

持ち曲もあまりないから…

サンホラの曲をやりたいんだが…

一人ではできNeinだ」

 

とか言いだすノエル。

 

「んー、何かやるか?

うろ覚えだが。

(会場のあちこちから声が上がる)

S席の人は黙ってて!

資本主義なんだから!

3万も払ったP席の奴に聞いてるから!」

笑いが起こる。

…うん、いじられるのもP席の特権よね。

 

すると、申し合せたように「超・重・力!」と答えが。

 

あー、あれか…

みたいな感じで、伴奏もアカペラで歌いだすノエル(笑)

そして、跳ねる! 飛ぶ!

 

「今日、二曲もやったことはナイショにしておけよ。

“昨日二曲やったんでしょ、今日は三曲やってくんなきゃ帰らなーい!”

とか言い出しかねん。

それが、四曲になり、五曲になり……

きりがない!」

 

さてさてさてさて……。

 

と呟き出すノエル。

 

明るいよねー、ここ。

暗くなったらやるかもねー。

(照明が少し落ちる)

あ、夜っぽくね? これ、夜っぽくね?

じゃあ、メンバー紹介!

……は、サンホラの曲やってからにしようか。

 

とはじまったのは、辿りつく詩

くろせかーーーーー!

うん、そうだよねー、本来なら、女王陛下を讃える詩を歌わなかった恋人は処刑され、ルーナ・バラットは視力を失いつつも歌い続け……

帰ったら、クロセカまた聴こう。

 

ノエル曰く。

クロセカに入ってる曲だけど、何?メジャーデビューした一枚目のCDにも入ってるって?

うん、じゃあ、これはふさわしいよね、10周年に。

みたいな事を言って、10年経っても歌われる曲、すげえな、作ったの俺じゃないけど、褒め称えくれ!みたいなこと言ったんだっけ?

 

今回のアルバムで、音楽として届けた、その元バージョンも、いろんな世界観も、届けたい、ってグラサンが言ってたぜ。

 

大変なんだぜ。

毎回違うんだぜ。

歌う方も覚えるの、大変なんだぜ。

君たちは、別の日のは聞けないんだ。

(客席から、DVD! ブルーレイ!という声が上がる)

そんなもの、この世界にはNein。

(ビデオでも良い! と言う声、私も言った(笑))

もしかしたら、お前らの世界にはあるんだろうから、出るかも…かも、だぜ?

でも、10万するかもしれNeinだぜ?

(それでも出すー!という声、……え?出すの?(笑))

 

聴けなくて悲しいかもしれないけれど、今日の楽しい気持ちはプライスレスだ。

 

さて、魔法で、あの階段を坂道にしたい。

……俺の力だけでじゃ足りねえ!

(で、皆が手をかざして、むーん!と気を送る。その間スタッフさんにより坂道に変わる(笑))

 

何故、坂道かって?

バリアフリーを追求した結果だよ。

子供からお年寄りまで、皆に優しいサンホラ。

みたいな事を言って始まった曲。

 

ゆりかご

LOSTは好きなアルバムだから、これは嬉しい。

(でも、本当は永遠の少年が聞きたい……)

嬉しそうに、お包みを抱き、すれ違う人に見せては、その人たちの表情に気が付けない母……。

現実を直視できず、幻想に閉じこもって…それはもしかしたら、その人にとっては幸せなのかもしれない、と思っていた曲。

 

そして、曲が終り、再びノエル登場。

「ノエルが出て来ると座るのか…今日はお年寄りが多いの?」

とか言われてしまった(笑)

はーい、確実に私はお年寄りです(笑)

 

アレがやりたい、さっきやりそこねた。

そう、メンバー紹介!

キーボードで猫ふんじゃった、が演奏されてた(笑)

 

さて、これだけの人数がいるんだね、今回。

この全員で、もう一曲やろか。

同じ曲だと詰まんないよね(あ、察し)

新曲やろう!

すなわち……何とかって曲。

 

プロミネンス?

超・紅・炎!(の振り付けの説明)

…の前に水を飲みたい。

ノエルが水を飲んでいる間、バニオン君が愛想を振りまく。

かわいいv

 

そして始まった即ち小惑星を喰らう超紅炎

で、飛び跳ねてた最中。

 

初日でやらかしおった!

転んだ!

起き上がれず、お尻でずり歩き始めた!

心配したじまーと、パン屋のオジサンの人が、両側から肩貸して花道歩いて行くよ!

初日でやらかしおったよ、この人は!

 

 

曲が終って…

 

「初日、ありがとー」

と平気な感じであいさつはしていたけれど……。

まあ、それはさておき。

 

楽しい時はいつか終わる。

でも、楽しい時をずっと続けたい。

提供し続けたい。

楽しい時をあげるのがエンタメだと思っている。

コンサートが終わっても、終わりじゃない。

いつか、コンサートをまたやる。

そして、お前らは、また来てくれる。

そうだろ?

 

みたいな事を言っていた。

 

俺はこの世界の人間じゃないから、さよならは言わない。

くるり、と背を向け)

「またな!!!」

 

そして、流れる国歌。

斉唱するローラン。

 

サーンドホライズン キングダム!

のポーズの後に、金テープは降らず、これで終了ですのアナウンス。

スクリーンには、「Nein」のロゴ。

 

こんな感じの(主観入りまくりの)初日レポでした。

 

 

 

頑張って、数日後には東京二日目のレポもあげるからね!!

(読んでくれる人、いるかな……)

 

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思ったより長いレポになっちゃったね……。
ってか、プレミア席で、どんだけ必死にメモ取ってきてるんだよ自分!

すぐ側にノエル来てくれてた時、何度もあるのに!

メモしか取ってないのかよ、自分!

 

そんな私の姿は、周囲やノエルの中の人にどう思われていただろうか、と今更ながらに心配&恥かしくなってきています……

9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・4/5(MC)

さて。

 

西洋骨董屋根裏堂、へ行く前に、何やら事情があるようで(笑)

 

細かいすだれ状のスクリーンに映し出される、様々なお店の看板…。

どこか昭和風な感じがするのは気のCeui(セイ) かしら…。

 

ノエル君登場。

「…フラワーアサト…フラワーアサト…」と呟いて、店を探している模様。

 

どうやら道に迷っちまったようだ。

何か、この路地裏、猫が多くないか?

3千匹くらい、いるんじゃないか?

(多いな!猫!)

 

と言いながら、猫(=P席の客)に、店を知らないか、と聞く。

律儀に「知らない」と答えるが、ノエルには通じておらず

「やっぱ、猫の言葉はわかんねーなあ」とぼやく。

 

そこで、ふとクルリと背を向けると、ちょっと高めの声が告げる。

「ノエル、ノエルや。私はその世界の神的なものです。このままではお困りだろうから、特別に猫の言葉をわかるようにしてあげましょう」

みたいなお告げが来る。

 

お、そうか、これでわかるのか。

よし、そこの猫、何か言ってくれ。

 

と再び猫(=P席の客)に話しかけると、「がんばれー!」と声援が返る。

「…ぼんごれ?」

といささか齟齬が生じている気もしないでもないが…

まあ、ノエルだしなあ。

 

ノエルは、路地裏の猫(会場内)に呼びかける。

 

「屋根裏……じゃなかった!」

あ、屋根裏言っちゃった。

「3階席の路地裏ー!

路地裏なのに3階って何だー」

みたいな、セルフツッコミをしていた。

 

最前列の青い服の人へ。

「あー、君は十文字青先生か?

左隣が、挿絵の左先生か?

こっち隣から、九文字、八を飛ばして、七文字、六文字…」

とか言いだす。

八が飛んだのは地平と関係しているんだろうか…。

(私の所からでは、空席だったから、八を飛ばしたのかまでは見えなかったから)

 

そして、花道を歩いて来て、私の二つ隣の人へ

「今回のNeinの、どれが好きだ」

と聞く。

私は、必死にメモを取っていた最中だったので、間近にノエルが来てくれていたにも関わらず、じっくり拝見する事をしなかった罰当たり!

あーーーーーー、もったいない事した!

 

その人は、少し困ったように考えてから

「全部好き」

と答えた。

「全部か…

ありがたいんだけどよ。

インタビューとかでもさ、聞かれる時に、全部好きって言われるのって一番困るんだよな、話を膨らませにくい」

みたいな事を言って、また最前列へ移動。

 

「おい、その最前列のグラサン。

お前はどの曲が好きだ」

と聞かれた彼女は、きちんと曲名を答えようとしたところへ、ノエルが言葉を被せた。

「肉がどうとかという、あれか? ん? 違う?」

それにつられた彼女は、こう言った……。

「憎しみを札束に変えて」

周囲、大爆笑。

ノエルもつられて噴き出していた。

「札束に、いいな、それ」

とか言ってたし。

 

人がいっぱい死んでいる曲が多いけど、何かあったかいものも与えたいんだ……

って(あの)グラサンが言ってたぜ!

と、とってつけたようにREVOっち存在をアピール(笑)

 

花道を歩いて行き、花道から男性へ指をさす。

「そこのボーイ!」

「Me!?」

「You! そう、You答えちゃいなよ! グラサンの曲で何か聞きたいものあるか?」

との問いに、男性は「星間超トンネル!」と答える。

わずかにうろたえるノエル。

(あ、もしかして、進行に何か障りがあったか?)

 

と思いきや、グラサンの歴史はそんなに知らないんだ、だから、うろ覚えなんだけどよ…。

 

と歌いだしたのは

カノッサの屈辱も〜

会場爆笑、気がつき焦るノエル(笑)

 

で、やり直し(笑)

♪バビロンの捕囚も~

で、楽屋裏あたりからかすかにメロディも聞こえてくる。

無事、1番を歌いきって、振付で会場が動くのを見て

「あ、そうか、ウェーブとかで時間潰せばいいのか」

等とも言っていた。

 

そこへ、バニスタのピコ音。

「誰だ? 会場に入る際は携帯の電源は切るように!

……あ、俺だ…」

と携帯を取り出すと、電話の相手は市蔵!

「大変だよノエル! 紅白歌合戦の最中、HNKホールからマイクを持ち去った奴がいる!」

会場爆笑、ノエルも苦笑。

「そんなネタ、今更言うな!

それに、あれは、もう返却済みだ……」

って、それは陛下の事だろう!(笑)

 

そのやりとりの最中、流れてくる西洋骨董屋根裏堂のOP……

 

 

9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・3/5(内容前半)

とりあえず、セットリストを。

1 檻の中の箱庭
2 名もなき女の詩
3食物が連なる世界
4 言えなかった言の葉
5憎しみを花束に代えて

MC

6西洋骨董屋根裏堂
7涙では消せない焔
8愛という名の咎
9忘れな月夜
10輪廻(絵文字使い方わからん)
11最果てのL

アンコール

 

 

細かいすだれ状になっているスクリーンに、光がふわりふわりと揺れたり、流れ星の如く線を描いていったりします。

そして、今回重要アイテムのグラサン(仮名称)が映し出され、それを手にしたノエルが装着したところで、曲が始まった…のだったかな?

 

1 檻の中の箱庭

(多分)REVO本人、そして猫4姉妹、それにアクター猫さんたちの服が電飾系に光る。

キレッキレのダンスが、またステキ。

 

ステージが暗転すると、様々な所から猫さんや、REVO猫が登場するように見えるようなのですが、P席だと、暗転した時でも微妙に人の動きがわかってしまうため、ちょっと面白さ半減!

これは適度に離れた席の方が確実に楽しめるはず!

 

 

2 名もなき女の詩

一曲目が終わった後、暗転。しばしの間。

曲と曲との間が、少しありすぎる気はしますが…

ステージ作らなくちゃならんから仕方ないよね。

 

歌詞カードの「第一の地平うんぬん」の説明部分で、ピピピ、ガ、みたいな電子音が流れて、接続しようとする時に、(多分)REVOさんに非ずのアクターさんが、首をふるんと回し、意識をそちらへ持って行こうという動きをし、例のグラサンが青く光り暗転。

 

ルーナと、その恋人が幸せになるはずだった映像がステージ最後方のスクリーンに映った時は……

どう、転んでも、この未来は来なかったんだね…と悲しくなりました。

 

パンパンタイムでの手拍子は…ごめんなさい、覚えきれてなくて、乗り切れませんでした!

 

ふと気がつくと、パン屋の横を死神通っていったような…

そして、ルーナの恋人も、最後にパン買いに来て食べてたました。

…恋人は、圧政を敷く女王陛下を批判する詩を作らなかったんだよね…

だから、死ななかったし、ルーナにも、心に口ずさむ詩が無くて…って事だよね。

 

で、ラスト。

CD聞いた時も、本を閉じる音と「めでたし、めでたし…」で違和感あったけど……

クロニカ様、歴史は改竄を赦さないんじゃないんでしょうか…これもまた、別の運命にとらわれて、どこまで枠を広げた所で、結局は逆らえない運命がある、という事でしょうか…。

(今のファンの多くは、あらまりのクロニカ様をご存じないよね……しょぼん)

 

 

3食物が連なる世界

2曲目が終わった後、やはり、暗転。しばしの間。

そして、説明部分の文字と、接続の辺りは同じなので、以下から略。

 

この曲の「良いことばかりじゃないけれど 悪いことばかりでもない!」の辺りで、またしても死神さん登場!

チューブに繋がれ、直に触る事もできない赤ちゃんの脇を、すぅっと通っていきました。

 

歌詞カードの、難読だったピラミッド部部(笑)は、アクターさん達の動きで、とてもわかりやすくなっていました!

ありがとう、アクターさん達!

 

 

4 言えなかった言の葉

何度聞いても、「ゆりかご」のifに思えない…

でも、「ゆりかご」なんだよねえ……。

 

黒猫近衛兵が出て旗を振ってくれたけど

アスピリン!」で、何もできなかったです…。

ここって、一緒に歌えばいいの? 手上げれば良いの?

 

…んで、結局、このおひげの先生に手紙を出した女の人って…誰なんだろう…。

 

 

5憎しみを花束に代えて

たぶん、一番の盛り上がりを見せた曲。

何と言っても長いしね(笑)

ジマー登場にも湧きましたね!

 

プロポーズする際に、ポケットから指輪取り出すじまーを間近で見られるP席の特権!

その後、ガックリと肩を落とし、フラフラとステージから去って行くじまーも、きちんと目で追えるうれしさ。

 

でも、その直後の

「ごめんなさい… ごめんなさい… いい子にしているから…痛くしないでお父様」

の部分で、後方にアビスちらっと登場するのだけど……

デザイナーの服にマント羽織っただけなのか、もしくは別の人だったのかは、見極められませんでした。

 

児童虐待防止法団体、で黒猫近衛兵が旗を振っていたけれど……

ごめんなさい、歌えませんでした…。

 

この曲のラストでも、薄暗いステージ後方にアビスがそっと立っていて、すぐに消えます。

エルの本質は変わらない、と言っていたのに、違う子になってしまったから、諦めたのでしょうか…。

それとも、やはり「変わらない…だから…」という事なのでしょうか。

それはMoiraのみぞ知る、でしょう。

 

 

 

9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・2/5(注意事項アナウンス)

入場時に、見覚えのある腕時計型のブツを渡されておりました。

…うん、あれだな、とわかっていたので、スイッチをonにして、左手に装着。

(周囲は皆右手に装着していたので、左隣の人、邪魔だったろうなあ…ごめんなさい)

 

右手にはシャーペン。

首から下げたパスポートケースにはメモ帳。

 

しかも、この時、両手の人差し指の付け根付近から腱鞘炎で腫れまくってたため、湿布して、テープでグル巻状態。

見た目、何なの、この人と思われていたでしょう(笑)

 

しばし待つ事、幾星霜…いや、10分程度。

 

17時丁度くらいに、

「皆さま、soundhorizon9thストーリコンサートNein~西洋骨董屋根裏堂へようこそ…」
と西洋骨董屋根裏堂の女店主の口調をまねた様な感じでアナウンスが始まりました。

 

「SHKホール、もとい、NHKホールには2013年紅白以来のサッシャです。
進撃しない巨人です(笑)」
おー!サッシャだー!
進撃しない、微妙な大きさのサッシャだー(笑)

 

以下はカギカッコ無しで書いていきます。

また、メモが読み取れない上、自分で勝手に文章縮めたり、こんな意味合いだった的な物に直しています、ごめんなさい。



Neinをお聞きになりました、良いお客の皆様。
黒猫脱走で一時はどうニャるかと思っておりました。
ある日、塀の上から何やら訴えてくる猫がおりました。
これは…、もしや、脱走した黒猫!
とSHKへ連絡をしてみると、
それは普通の猫でしょう、脱走した猫は他所の世界へ行ったようですので、
と言われてしまいました。

 

他所の地平って……。

…いや、お伝えしたい事はこれじゃNeinです!

(以下、いつもの禁止事項を述べていく)

なお、注意事項を破った方には厳正な処罰を与える事があります。
…厳正な、ってどんなものなのか、良くわかりませんが、守ってください。

また、本日はカメラでの撮影があります。
写りたくない、という人は指で「少年A」みたいにしてね。

さて。
SHコンサートでの楽しみきゃた…(噛んだ!)
…かんじゃった…
(客席から「がんばれーーー!」の声援)
うん、がんばるぅ(涙声)

入口で渡されました物。
それは今話題のアップルウォッチ!!!!
……ではなく、次世代型ペンライトです。
ててれ てってれー!(と某猫型ロボットのアイテム紹介時の音のようなものを口で歌う)

さて、黒猫近衛兵、おニャがいします。
(いつもの近衛兵ではなく、黒猫の耳つけた猫兵だった)

また、ライトの色が変わらなかった場合、スタッフまでおみょうしで…(噛んだ!)
うう、また噛んじゃったよ。

さて、色は変わってますか。
そこにRomanはありますか。
この色とりどりの中(←ここの表現違うものだったはず)、ローランは、どんなRomanを描くのでしょう。
…Lostしてないですか!?
(なんという、過去サンホラネタてんこ盛り!(笑))

ずっとonにしっぱなしにしておいてください。
公演中は、ほぼずっと光っ放しです(笑)
では、どのタイミングで手を振るか、それはMoiraのみぞ知る(すごくネタ押ししてくる(笑))

それは、この黒猫近衛兵が合図をします。
旗を一回転させる。……おお、息ピッタリですね。
また、大きくゆっくり振る…少しずれましたね。

これに合わせて、雄たけびを上げるなり何なりしてください。

さて、このライトですが。
家に持ち帰っても色が変ったり光ったりすることはNeinです。
帰りには回収いたしますのでご協力のほどを。

黒猫近衛兵、ニャりがとう。

間もなく開演となります、ロビーにいるお客様は会場へお入りくだニャい。

 


と、ここまでが、サンホラの地平ネタと、今回のNein、猫語をてんこ盛りにしたアナウンスでした。

 

そして、この数分後に、コンサートは始まります。

 

9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・1/5(始まるまで)

4月25日、NHKホールにて開催されました、Sound Horizon 9th ストーリーコンサート「Nein」。

 

まずは、コンサートが始まるまで…

席に着くまでの「やらかしてしまった」出来事を記しておきます。

 

この日、私はブルジョワ席であるプレミアムシート(以下、P席)での参加でした。

我ながら良くもまあ、思い切ったもんだと思います。金銭的な意味で。

 

5列目の花道から数えて(ステージに向かって)左へ3席。

通常はオーケストラボックスとなる部分です。

花道の最短部(と言うのかしら?)は、振り返らねば見えぬあたり。

 

で。

P席購入した人には特典がありました。

P席購入者はグッズを事前に予約できる。

(だから、並ばず買える、並んで買えなかった、という事もない)

入場時に特製のパスケースとアクセサリーの配布。

P席専用入国印。

まあ、至れり尽くせりですね。

 

P席入場時には「会員証・身分証と合わせてご確認をさせて頂きます」と記載されていました。

3度ほど、確かめています。

 

だから、運転免許証の他、保険証も持って行きましたとも。

一緒に行った友人はS席参加だったため、入り口で「終わったら会おうね!」と約束し、別行動に。

 

で。

P席専用入口にて、意気揚々とチケットと免許証を提示した時のスタッフさんの言葉。

「会員証もお願いいたします」

あ、そうか、とチケットホルダーを開け、はい、会員………証………

 

ここで、ざぁ!っと自分の顔の血が引く音を聞きました。

スタッフさんも、あ…という顔をしてました。

ガタガタ震えてくるのもわかりました。

「か…会員証……」

と呟くと、うんうん、と頷きながら、

「関係者入口から入って、その旨をお伝えください」

と優しく諭されました。

 

関係者入口にて。

「す……すみません…か、会員証を、わ……わ…忘れてきまして…」

良い歳した大人が、マジで半べそかきながら訴えるわけです。

「あー、何か会員番号が分かるものは…あ、もしくは生年月日と、現住所と、お名前をフルネームで」

携帯を取り出し、どこかに会員番号あったはず、と必死に探し、あ、こ…コレです!と見せた上、生年月日・住所・氏名を伝えた所。

「はい、確認できましたー、どうぞー」

と通され……

「あ…入っても…参加しても良いんですか…」

(まだ半べそ)

笑いながら通されました(恥ずかしい)

 

で。

P席専用入国印。

友人が私を見つけ

「私のパスポートにもハンコお願い!」

と駆け寄ってきてくれたのですが……

「何があった!?」

と真顔で心配されました、それほどガクブル状態だったらしいです。

簡単に訳を話すと、

「入れたなら大丈夫だ! 落ち着くのよ!」

と肩をぎゅーとしてもらいまして…

本当、ありがとう。

 

で、友人からパスポート受け取り、自分のパスポートも出して、チケットも出して並ぶ…並ぶ…

で、自分の番が来た時、チケットを見せたところ

「…これ、昨年のコンサートのチケットようですが……?」

えーーーーーーーーーー!?

あ、あれ…どこいった? 落とした? ウソでしょ?(また半べそ)

またガクブルしながら、チケット探したところ、前のパスポートの一番後ろに挟めていたのを発見。

 

ああ、もう!

なんで、こんな「やらかした!」ことばっかりしてるの私!

 

と、しょんぼりしながらも、入国印押して、P席用の特別配布グッズを受け取り、席へ。

あ、ステージめっちゃ近い…ってか近すぎる…。

と、ちょっと浮上。

 

 

数々の「やらかしてしまった」出来事は、友人や、家人、ブログのネタ、にしよう、と気分を切り替えた(笑)

 

 

 

 

 

入場時、並びに、入国印の時のスタッフさん、本当にご迷惑をおかけしました。

今思い出しても、穴があったら入りたい…。

入場を赦して下さってありがとうございます。

Nein

新しい地平、「Nein」をネット注文し。

発売日から遅れる事1日。

やっと、やっと、今日届きました!!!

フラゲした人も多数いるっていうのにさ…

一日遅れって…(愚痴愚痴)

 

まあ、それはさておきましょう。

 

でかい。どこに保管しておくんだ、この重箱!

CD取り出し難い。

本当にグラサン入ってる!

 

…まあ、それもさておきましょう。

 

まず、一回聴きました。

ながら聴きができる曲ではないのがサンホラ。

歌詞カード見ながら…

って、歌詞カード、読めない!!!

(いつもの事ですよ)

 

いや、あのね、過去においても読めない歌詞というか、絵を読み解くような歌詞はありましたよ。

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なんじゃ、こりゃあああああああ!

 

読める、読めない、以前の気がする……。

 

何故、8番目の地平は飛ばされてしまったのでしょうか…。

歌詞カードには、螺旋を描いた長いURLがあるばかり。

それを入力し見てみると…

(以下、URLページのスクショ)

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何やら、これまた意味深な……

 

気を取り直して。

9番目の地平「Nein」。

 

10周年と銘打つだけあって、今までの集大成。

全ての地平が集まっています。

 

が。

 

このアルバムが発売になる前振りで

「とある骨董品屋からはじまる物語

もしあの時こうだったら、何かが変わっていたのだろうか・・・」

 

この通りの内容です。

 

同人時代からの、第1の地平の、それぞれのifの世界。

 

1曲目(他の可能性を探したい、という誰かの願い?)と6曲目(このアルバムの舞台である骨董品屋)、10曲目(何とバニスタの彼の歌…11曲目は)以外は、過去の地平におけるif。

 

2. 名もなき女の詩:Chronicle(もしくはChronicle 2nd)より「詩人バラッドの悲劇」
3. 食物が連なる世界:Thanatosより「輪廻の砂時計」
4. 言えなかった言の葉:Lostより「ゆりかご」?
5. 憎しみを花束に代えて:Elysionより「スタダ」
7. 涙では消せない焔:Romanより「焔」と…「緋色の風車」?(むしろRoman全体)
8. 愛と言う名の咎:Moiraより、全曲(笑)
9. 忘れな月夜:イドイドより「この狭い鳥籠の中で」並びに、Märchenより「磔刑の聖女」

 

それぞれのメロディ、そのまま使ってますので、脳裡にぶわっと元の曲たちも蘇ります。

(1曲目も、6曲目も、過去の地平の何かに似てるんですが…)

 

もし、あの時こうだったら……

幸福になれたのか?

違う道を選んだからって、それって幸福なのか?幸福になってるのか?

 

という問いかけと、それに対する考えを、11曲目「最果てのL」でノエルがざっくり歌ってくれています。

どうでもいいけど、「L」!?

また「L」なの!?

「L」って何なの!?

 

そして、どうでも宜しいかもしれないけど、ミシェルなのか?

ミシェルがまたチラホラ見え隠れしているのか?

ミシェルって、何なの!?

 

…まあ、このifの世界、嫌いじゃないですよ。

特にスタダの彼女、めっちゃ前向きに生きて行ってますし。

Moiraの双子エレフとミーシャは、血のつながった兄妹なのに、いちゃこらしてますし(苦笑)

 

解釈は人の数だけ存在する、文字で、絵で、その物語を、その世界を、伝えて行ってください、というメッセージ、確かに受け取りました。

ですので、毎度のことながら、謎解き&考察は丸投げです(笑)

 

聞き取れなかった部分、歌詞カードで文字になってなかった歌詞の聞き取りも諦めましたよ(笑)

 

さて、今週末の土曜・日曜、東京のコンサートに参戦いたします。

しかも初日はP席で…(今更ドキドキしてきた)

 

 

 

レコーディング参加アーティスト第1弾

Twitterで流れてきた情報

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【4/22発売 9th Story CD『Nein』】レコーディング参加アーティスト第1弾を発表しました! 詳しくはこちら→

http://shxanniv.ponycanyon.co.jp/news/archives/556

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サンホラ参加アーティスト、歌姫に見知った名前一人しかおらぬような気がするのだが……(・・?

ってか、ジマーもいないのね…orz

新アルバムはまた宮澤賢治関係?

Neinと骨董屋の検索で宮沢賢治超短編「電車」が出てくるらしい。

 内容は、登場人物が二人しかおらず、いきなりケンカし始めて、そのまま終わる話。
 (文庫本で2ページくらいしかない)
ちなみに「よだかの星」と同時期に執筆された、とされている。
よだかの星執筆年がはっきりしていないため、推測)

新アルバム発売遅延

9th Story CDの正式名称は『Nein』(ドイツ語で9)
発売日が一週間伸びて、4月22日発売。
コンサート初日まで3日しかない、という(苦笑)

以下、公式文章
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★発売日に関しまして:
今作9th Story CDに入るはずの黒猫1匹が脱走、先日より行方を探しておりました。ようやく脱走した黒猫は見つかったのですが、遠くの世界に入り込んでしまったため、こ ちらへ戻ってくるまでに1週間かかってしまうとのことで、4月15日の発売を当初の予定より1週間延期せざるを得ない状況となりました。決して制 作が間に合っていない訳ではナインです。あしからず。楽しみにお待ち下さっている皆様を始め関係各位には多大なご迷惑をお掛けしますこと心よりお 詫び致します。正式な発売日は、2015年4月22日(水)となります。この作品が最高な形で皆様にお届けできるよう、一同全身全霊を注いでおり ますので、引き続き発売まで楽しみにお待ち下さいますようお願い申し上げます。
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逃げた黒猫、遠くの世界ってどこですかーー(笑)