9th ストーリーコンサート「Nein」 4月25日・4/5(MC)
さて。
西洋骨董屋根裏堂、へ行く前に、何やら事情があるようで(笑)
細かいすだれ状のスクリーンに映し出される、様々なお店の看板…。
どこか昭和風な感じがするのは気のCeui(セイ) かしら…。
ノエル君登場。
「…フラワーアサト…フラワーアサト…」と呟いて、店を探している模様。
どうやら道に迷っちまったようだ。
何か、この路地裏、猫が多くないか?
3千匹くらい、いるんじゃないか?
(多いな!猫!)
と言いながら、猫(=P席の客)に、店を知らないか、と聞く。
律儀に「知らない」と答えるが、ノエルには通じておらず
「やっぱ、猫の言葉はわかんねーなあ」とぼやく。
そこで、ふとクルリと背を向けると、ちょっと高めの声が告げる。
「ノエル、ノエルや。私はその世界の神的なものです。このままではお困りだろうから、特別に猫の言葉をわかるようにしてあげましょう」
みたいなお告げが来る。
お、そうか、これでわかるのか。
よし、そこの猫、何か言ってくれ。
と再び猫(=P席の客)に話しかけると、「がんばれー!」と声援が返る。
「…ぼんごれ?」
といささか齟齬が生じている気もしないでもないが…
まあ、ノエルだしなあ。
ノエルは、路地裏の猫(会場内)に呼びかける。
「屋根裏……じゃなかった!」
あ、屋根裏言っちゃった。
「3階席の路地裏ー!
路地裏なのに3階って何だー」
みたいな、セルフツッコミをしていた。
最前列の青い服の人へ。
「あー、君は十文字青先生か?
左隣が、挿絵の左先生か?
こっち隣から、九文字、八を飛ばして、七文字、六文字…」
とか言いだす。
八が飛んだのは地平と関係しているんだろうか…。
(私の所からでは、空席だったから、八を飛ばしたのかまでは見えなかったから)
そして、花道を歩いて来て、私の二つ隣の人へ
「今回のNeinの、どれが好きだ」
と聞く。
私は、必死にメモを取っていた最中だったので、間近にノエルが来てくれていたにも関わらず、じっくり拝見する事をしなかった罰当たり!
あーーーーーー、もったいない事した!
その人は、少し困ったように考えてから
「全部好き」
と答えた。
「全部か…
ありがたいんだけどよ。
インタビューとかでもさ、聞かれる時に、全部好きって言われるのって一番困るんだよな、話を膨らませにくい」
みたいな事を言って、また最前列へ移動。
「おい、その最前列のグラサン。
お前はどの曲が好きだ」
と聞かれた彼女は、きちんと曲名を答えようとしたところへ、ノエルが言葉を被せた。
「肉がどうとかという、あれか? ん? 違う?」
それにつられた彼女は、こう言った……。
「憎しみを札束に変えて」
周囲、大爆笑。
ノエルもつられて噴き出していた。
「札束に、いいな、それ」
とか言ってたし。
人がいっぱい死んでいる曲が多いけど、何かあったかいものも与えたいんだ……
って(あの)グラサンが言ってたぜ!
と、とってつけたようにREVOっち存在をアピール(笑)
花道を歩いて行き、花道から男性へ指をさす。
「そこのボーイ!」
「Me!?」
「You! そう、You答えちゃいなよ! グラサンの曲で何か聞きたいものあるか?」
との問いに、男性は「星間超トンネル!」と答える。
わずかにうろたえるノエル。
(あ、もしかして、進行に何か障りがあったか?)
と思いきや、グラサンの歴史はそんなに知らないんだ、だから、うろ覚えなんだけどよ…。
と歌いだしたのは
♪カノッサの屈辱も〜
会場爆笑、気がつき焦るノエル(笑)
で、やり直し(笑)
♪バビロンの捕囚も~
で、楽屋裏あたりからかすかにメロディも聞こえてくる。
無事、1番を歌いきって、振付で会場が動くのを見て
「あ、そうか、ウェーブとかで時間潰せばいいのか」
等とも言っていた。
そこへ、バニスタのピコ音。
「誰だ? 会場に入る際は携帯の電源は切るように!
……あ、俺だ…」
と携帯を取り出すと、電話の相手は市蔵!
「大変だよノエル! 紅白歌合戦の最中、HNKホールからマイクを持ち去った奴がいる!」
会場爆笑、ノエルも苦笑。
「そんなネタ、今更言うな!
それに、あれは、もう返却済みだ……」
って、それは陛下の事だろう!(笑)
そのやりとりの最中、流れてくる西洋骨董屋根裏堂のOP……