サンホラー de さだまさらー

Sound Horizonのこと、さだまさしのことなどを書いています、多分

1月14日 「Marchen」横浜追加公演・2日目

「Marchen」の横浜追加公演2日目です。

これで本当に最後の公演です。

なんと、二列目。

真ん中ではなく、若干、左よりではありましたが。

カメラ設置されてる所為(Seui)もあるのですが、メルが左に来た時に、目が合ったような気分になれる席でした!

それはさておき。

開演前アナウンスは、やっぱりこの人、カミカミ王子。実は七人兄弟の育ての親。

さて、カミカミ王子、13日が年初めの仕事で、14日が年納めかもしれないとの事。

うーん、確かにそうかも…?いやいや、陛下の生誕祭もしくは、領拡を、お願いしますよ!

さて、カミカミ王子、町で髭の立派な伯爵と会ったそうです。

青い髭が立派な、その伯爵に「立派な髭ですねぇ」と話しかけると、

伯爵は「よく言われます」とのお返事が。

どうやって、そんな立派な髭を伸ばせるのか、を尋ねようとしたけれど、何か気後れして聞きそびれ、買い物袋を持っていた伯爵に

「何を買ったんですか」

と尋ねたところ。

「ロープを買いました」

と答え、中身を見せてくれたらしいのですが。

袋の中のロープは、とても数が多く……

あまりに多くのロープに、何に使うか気になったけれど、あえてそれには触れず「ダンケシェーン」と去ってきたそうです。

仕事の心配があるので、糸紡ぎの内職を始められたものの、城の人間がやってきて糸巻きを持って行ってしまったという。

生まれたばかりの姫の為に「国中の糸巻きを回収しろ」との王の命令だったらしいけれど、カミカミ王子にはよくわからなかったらしい…。

そして一週間で内職も失ってしまった…とのこと。

これから、どうするんでしょうか(笑)

ということで、セットリスト自体は同じ。

光と闇の童話

この狭い鳥籠の中で

彼女が魔女になった理由

宵闇の唄

MC

火刑の魔女

黒き女将の宿

硝子の棺で眠る姫君

黒き死の行進(前編/イドへ至る森へ至るイドのボーナストラック)

生と死を別つ境界の古井戸

黒き死の行進(後編/イドへ至る森へ至るイドのボーナストラック)

薔薇の塔で眠る姫君

青き伯爵の城

磔刑の聖女

暁光の唄

光と闇の童話(イントロのみ)

メンバー紹介

宵闇の唄での、13日には「気のせいじゃないわ!!」と聞こえていたものが、14日には、もっと短い台詞に聞こえたのですが…。

mixiなどを見ると「メルーーー!」と言っていたように聞こえた人もいるようです。

私には判別できませんでした。

この日の「境界を越えてしまった理由」…の前に。

舞台袖から登場したメルが、指揮棒で、「膨らみすぎだろう」とスクリーンをペシペシ叩きながら出てきたのが、ちょっとうけました。

メルがエリーゼさんを支えるお姉さんのことを褒めると、

「メルに色目使わないでよね!」

と激怒。

しかし、メルが「エリーゼ一筋だよ」というと、デレまくり。

そのことで気が緩んでしまったのか、エリーゼさん、横浜パシフィコに対する毒舌…

「寂れていない横浜パシフィコ、墓場じゃないみたいね!」

メルが

「もしもし?エリーゼさん?…毒舌は…?」

みたいな事をささやくと、咳払いをし

「こんなクソパシフィコ、まるで墓場ね!」

と、いつもの調子に。

メルが「さすがエリーゼさん! まるで墓場、略して、まるはか!今年の流行語大賞はこれだね!」と大絶賛(笑)

…いいですか、みなさん、「まるはか」ですよ!

さて、境界を越えてしまった理由…

エリーゼの「行けー!サッシャ魔神!!」の応援に答え。

サッシャ曰く「マルハカ! 良く死んでいる!」

ノリがいいなー、この人(笑)

一人目の死因:「年を取りたくなくて、若いうちに綺麗に、永遠の命を…」のような事を。

メル曰く、「なんだか大女優みたいな理由だな…。どうだい?エリーゼ、この理由」

エリーゼ答えて曰く、「そんなつまらない理由で死んだわけ?」

メル、フォローして曰く、「君は今のままでも美しいよ…老いても、なお美しいことだろう」

うーん、さすがメルの中身が以下、都合により削除されました。

二人目の死因を聞こうとしたところ。

サッシャ「メル、大変、いない!」

メル「何!? 生きているのか!」

サッシャ「ウン、生きてる…」

そして、隣を指名したところ、そこも生者!!

嗚呼、何と言う…。

三人目で、ようやく死人。

二人目の死因:「飛び跳ねたらヒールが折れて…」

メル「興奮して飛びはねていたら、ヒールが折れて、その角が当たって死んだのか?」

ん?何か違うくなってるよ!!

そんな彼女にエリーゼさんが明るく言う…。

「バーカ! キャーーーーーハハハハハ!!!」

そして、メルもまた言う…。

「バーカ!」

…あんたら…(笑)

「二文字で十分だ!伸ばし棒いれたら三文字だし!」

メル君、昨年の生誕祭の時の、毒舌がちょっと戻ってきてたよ(笑)

「火刑の魔女」で、シスターたちが、十字を切る時に、一人だけ切り方が違うそうです。

その違うのを、二人が訝しげに見ていたそうなのでそうが…気が付きませんでした。

「青き伯爵の城」、14日は大塚さん本人なので、もうねえ!!

かっこいいですね、あのお声!!

この日だけですが、最後、青髭が殺されて倒れた後に、最初の妻が抱きつく場面がありました。

うん、そうだよね…気持ちがすれ違ってただけ、なんだよね…。

この演出、好き。

磔刑の聖女」で、「さぁ、復讐劇を始めようか」の声に、エリーザベトが「いいえ、」と答えるところ。

仮面を取っていました。

これも、この日だけの演出ですよね。

「もう・・・いいんだよ・・・エリーゼ」の台詞の後、この日は、エリーゼ人形を抱き上げていました。

うーん、やっぱりその日によって演出変えてるんだね。

そして、やはり「光と闇の童話」のイントロに戻ります。

「そこ、足元に気をつけて」

「うん」 

「大丈夫?怖くないかい」

「ええ、それより私、今とてもドキドキしているわ。

 だって森は、世界はこんなに広いんですもの!」

幾度も聞いた、この台詞の後!

エリーゼ、今度こそずっと一緒にいようね!」

「うんっ!」

えーーーーーー!?

今度こそ、今度こそ、二人は一緒なの?

♪ねえ、イド、その楽園では、二人は一緒にいられるの?

しかし、無情なるかな、その後の悲鳴は変わらず……。

この解釈は、個人個人に任せる、という事のようです(陛下の言葉より)

そして、メルのピアノ。

♪キミが今~ の部分から、♪何故 コノ村ニハ 今 誰モイナイノ? のメロディ部分(復讐劇のハジマリのテーマ?)を弾き終え。

メンバー紹介に行くんだよね。

と思っていたらば。

出てきたのは、「黒狐亭へよぅこそ~ん」と黒狐亭の女将!

はい、MCとメンバー紹介は、黒狐亭の女将の司会でした。

「3階席の皆ー、アタシのアップ、見たいーー?見たいのねーー! はい、1カメさん、かもーーん。ぶちゅううううううううう」

「2階席のあんたたちも、見たいのねーー! はい、2カメさん、かもーーん。ぶちゅううううううううう」

「見て、この内容のまったく無いトーク!」

などと、とってもフリーダム。

「思ったより、時間がかかってるのよね~ん。……そうよ、メルがね、陛下をつれて来ようとしてるのよ~」

とのこと。

そして、メンバー紹介。

楽器メンバーは、またも、いろいろやってくださいました(笑)

エリーゼちゃん紹介の時には、

女将「あの、生意気なガキも、行くわよー」

エリーゼ「何ヨ、ブサイク!」

女将「小生意気なブ~ス!!」

エリ「アノ、ブサイクナ女将、実ハ男ナンジャナイノ!?」

というやり取りを繰り広げてくれました。

ちなみにエリーゼさん。

「私、エリーゼ

趣味ハ復讐!

好キナ声優ハ藤田咲 !」

とか言っておりました。

これで終わりにしようかしらねん、と言う女将に、客席は、え~~?メルメルは~!?の声。

そこへ、扉が開き、登場したのは……

イドルフリード=エーレンベルグ 通称、イド。

こいつぁ吃驚だ! 

女将「メル、戻ってこなくて良いかも~」と、目をハートにさせていましたが(笑)

イドが「今日は美人が多いな」と、女性をキャーキャー言わせるような(実際、言ってたけど(笑))台詞で、客席を魅了。

しかし、客席があまりにも騒ぎすぎると、「うるさいっ!! 低能が!」との決め台詞が!

女将に対し、

「巨乳ではないか、それは武器になる!」

との言葉も。

そして、嬉しがる女将(笑)

Ceuiさんがイドに「君は馬鹿みたいだな」と言われ、落ち込みつつ「セイッ」とポーズ。

REMIさんが、よしよし、と慰めていると、

「ちゃんとやりたまえ!」

と剣を抜く始末。

イドくん、短気?

「では私も混ぜて一曲歌おうではないか…」

との言葉で始まるは…

この人が来たら、この曲ですよね!

「・ピサロ、コルテス、エーレンベルグ、海を渡った征服者達と愉快な仲間達」

…あれ?題名が…(笑)

コンキスタドーレス!

そして、いつの間にかメンバーの中に、眼帯をつけた海賊のような男が…

「イド!!!後ろに!!!」

という客席からの声に

「ん?……なんだ、低脳もいたのか! まあ、いい、キミも仲間に入れ!」

みたいな事を言っていました。

「私は知らないが、毎回、飛んでいるらしいな。…超重力?とかいうものをやっているようだな。

今日は私風に行こうではないか。

飛ぶなら剣は邪魔だな、良かろう、片付けようじゃないか」

との事で、今日はイドの指示による、超←重↓力↑!

しかも、今日は「超 低 脳」

超、いつもどおり左。

低、自分の額に指。

脳、低脳と思う者を指せ。

「・即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(超←低・脳!)」

そうして、飛んだ後はイドは帰って行き…

・CD「Marchen」収録の、ボーナストラック

おお!?

アクターさんたちが、黒き死の場面や、死体と土塊ミルフィーユの場面をやり、ドイツ語で第一の地平からの題名を言うのにあわせ、それぞれのジャケット絵が出て……。

それが終わると、スクリーンに出てきたのは、我らが陛下!!!

「えー、明けましておめでとうございます。これを見ているということは、死んでしまっているのですね」

みたいな挨拶から始まり。

一曲お届けします、という事になり。

「では一曲、『遺言』…」

ステージ暗転。

まさかの選曲に、客席、嬉しい声を上げるが……

「…そんなわけないですよ。正月早々、遺言なんて、ねえ」

みたいに笑う陛下。

「多分そっちに行ったら『死んでから出直してくれたまえ』とか言われちゃうんでしょう?

まだまだ作りたい作品がありますから、死ねません。

次回作もすでに作りはじめております。」

との言葉に、また客席、おおーーー! ですよ。

「お年玉と言う事で少しだけ…」

なんですとーーーー!!!!

期待半分で身構えたところに流れたものは……

「・ピコルフリードの冒険」

ピコシリーズで来たかーーーーー!(笑)

「そんな簡単に聞かせるわけ無いでしょう!」

との事でした(笑)

女将が(あ、まだ女将の司会が続いてました)

「じゃ、そろそろ終わりましょうか。メルはRevoを連れて来れなかったみたいねえ。残っ念。」

と言ったところで、再び、ドアが開く

メル参上!

女将「あら、メル!」

メル、無理だった、とジェスチャー。

…ん?なぜしゃべらない?

女将「だめだったのね、仕方ないわよ。うん仕方ない。」

メル、手を合わせ謝るしぐさ。

…んーーー?何か違和感…。

女将「じゃぁ、今度こそ、〆ましょうか!メルも来たし・・・」

とカーテンコールをしようとすると、三度開かれるドア…

「まんまとだまされおって(笑)」

と満面の笑み。

陛下きたーーーーーーーーーー!!!!!!

きゃーーーーーーー、陛下ーーーーーーー!!

「よく考えたら2時間30分の間なら生き返れることに気づいたんですよ。」

へぇ…そうなんだぁ…(笑)

「君たち、そろそろ2時間30分だが平気かな?

さて、そんなわけで手短に…」

陛下曰く(覚えきれてないので、箇条書き)

・曲の解釈は自由だ。

・自分の考えを持つことが大事だ。

・他の人の意見に惑わされちゃいけない。

・revoを信じるな。自分を信じろ。

・結果が全て、と言うかもしれないけれど、過程が重要なんだ。

・考えていく過程を大切にしなさい。

そして、14日に限り、去っていくときは

「行くぞ!リオン!!」

ガオォォ!!

そして、国歌……。

ああ、本当に、本当に楽しかった。

同じセトリのコンサートを、4回も行くなんて…と、友人F様と言いましたが。

でも、行って良かった。

本当に、良かったなあ、と思っています。

この日、物販では何も買いませんでした。

ガチャ、缶バッジは全てダブリ(苦笑)

外で交換しませんか、と言ってくれた方と交換してきました。

キャッチャーゲームも、マグネットとキャンドル、と、また同じもの。

エリーザベトちゃん人形は手に入りませんでした、しょぼん。